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2010年8月5日木曜日

[IE9] ついに ActiveX Scripting Engine がお払い箱に!

HTML5, Modernized: Fourth IE9 Platform Preview Available for Developers
この記事を見てて知りました。

記事の前半は 「IE9 のプレビューでは SVG、canvas、video、audio、text がハードウエアアクセラレーションされてめちゃ速になったよ」 というような話ですが、中程に 「Native JavaScript Integration」 なんていう話が。

今までの IE は JScript や VBScript のエンジンを内蔵しているわけではなく、別に存在するこういった言語を解釈・実行するエンジンを呼び出してるだけでした。そのエンジンのことを ActiveX Scripting Engine なんていうわけです。これは COM ベースなので、きちんとプログラミングすれば自分で作っているアプリに JScript や VBScript を使ったスクリプティング機能を持たせることができたりするわけです。
検索してみたら、まだ一応ドキュメントは残ってるみたいですね。「Microsoft Windows Script Interfaces - Introduction

しかし、普通に考えて、こういう汎用的に作られたエンジンはパフォーマンスなんかが犠牲になったりするわけです。で、ついに IE9 では JavaScript のエンジンを内蔵するようにしたそうです。(”Chakra” というのがコードネームとのこと)
すると、IE8 に比べて何倍も速くなったそうです。

そうそう、タイトルには 「お払い箱」 なんて書いちゃいましたが、内蔵されるのは JavaScript だけで、VBScript などは依然として ActiveX Scripting Engine を使うみたいですね。過去の資産が使えるようにってことでしょうね。さすがに、HTML5 アプリを作るのに VBScript を使う人はいないでしょうし。

ところで、IE9 って Web Strage とか Web SQL Database とかもサポートするのかな?あと WebGL とか WebSockets とかは?

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